アドベンチャーレース参戦、4回目となったTEAM阿闍梨、今回は、リーダー村越は出場せず、若手オリエンテーリング競技者男子2人、柳下、高橋が初参戦。総合成績では1分半差という僅差でトップチームに及ばず準優勝。しかしアドベンチャーレース初参戦の2人が入ってのこの成績は大健闘といえるだろう。
初日は台風近づく小雨の中、MTBセクションとトレイルラン(フットオリエンテーリング)ときこりレース。MTBセクションではナビゲーションに問題なく次々コントロールをチェックしていくが、田島が遅れがちとなり全体のスピードが落ちトップチーム(KIWAMI)に10分近くも差をつけられた。それでもこのセクションでは3位。いかにナビゲーションの良し悪しがレースに影響されるのかが分かる。得意のトレイルランオリエンテーリングでは一気に7分差を縮め、きこりレース会場に同時に到着するが、この後きこりレースのインストラクターの指示がチームによってまちまちのため7分差がついた。結局1日目のタイム差は10分。2日目は得意のリバートレッキングとフリーオリエンテーリングがあることから十分に逆転できると思われた。
2日目の最初の種目は3チームあわせての合同チャレンジ。これはよくチームビルディングをやる手段として行われるが、一本の丸太の上に9人全員が乗り、地面に足をつかずにある課題の元、移動しながら順番を入れ替えていく。ここでは、チャレンジ会場には一番乗りでやってきたが、順番入れ替えには時間がかかり(といってもこればかりは運)、最終ゴール。その後リバートレッキングとフリーオリエンテーリングで猛烈な追い上げを図ったが、フリーオリエンテーリングでは1つコントロールが見つからず後回しにしたことも影響したのだろうか、タイムをつめ切れなかった。それでも2日目だけの成績はだんとつのトップ。
このあしがらアドベンチャーレースは今年からNPO法人が地元足柄にて開催し運営しはじめた。アドベンチャーレースの入門レースとしてはとてもお勧めなのではないかと思う。