水を携帯して走る高橋 photo by O-News
6/3(日)、東京都青梅市郊外で、東京大学オリエンテーリングクラブ主催のロングタイプのオリエンターリング大会が開催された。
国内で最高峰のイベントである日本選手権を2週間前にして、各エリートランナーは最終調整に入っている。昨年の日本選手権準優勝で今季好調の高橋は33秒差で惜しくも3位となった。1週間前にOSJハコネ55キロを走った柳下もやや体調が心配されたが、6位に入賞。
女子エリートクラスにエントリーしていた田島は、優勝を狙っていたがハコネのトレイルランのダメージから体調を見合わせて欠場。このシーズン前半2/3のレースを欠場とコンディション調整に苦慮しているが、齢35を過ぎてさらに体のケアの重要性を実感しているようである。
いよいよ6/17(日)には北海道留寿都地方で、日本選手権が行われる。リーダー村越が15連勝、通算22勝と偉業を成し遂げ伝説となっているこの選手権に、史上9人目の男子日本チャンピオン(*)になるべく悲願の優勝を目指す高橋と柳下が挑戦する。また高橋はこの大会の順位によっては2005年度に続き、2006年度の日本ランキングチャンピオンになる可能性もあり期待される。
その他、リーダー村越は運営側に回る。昨年3位の田島は今回はエントリーしていない。
この大会を終えると、メンバーは今年初のアドベンチャーレース、AZUMINO 2days-5に向けて準備を始める予定。今年は2、3チームエントリーする見込み。
(*)第3回から設定のエリート(選手権)クラスで、過去30回の日本選手権(全日本大会)のうち、今まで男子チャンピオンになったのは過去8人(村越が22回も勝っているから少ないのである)。
参考ページ;
http://www.asobox.com/o/modules/news/article.php?storyid=172