柳下、田島、高橋のホームでもある、飯能・青梅の七国エリアで多摩オリエンテーリングクラブ主催のジュニアチャンピオン大会が開催された。
http://www.orienteering.com/%7Etama/jc25/index_noframe.html
この大会はインターハイと並んで中、高校生のジュニアを主役とした数少ない大会であり、すでに25回目を迎える。かつては村越、田島もジュニア時代に出場、チャンピオンとなっている歴史ある大会だ。さらには近年は大人も参加しやすい大会となっているのが特徴。学生、一般オリエンティアはインカレ、全日本前のよいトレーニングの場となっており、豊富なクラス分けによりナビゲーションに興味を持つビギナー、アドベンチャーレーサー、トレイルランナーなど多彩な顔ぶれが集まる。今回はアクセスしやすい首都圏郊外ということもあって500人以上もの参加者があった。
この日は前日、飯能の天覧山エリアで行われたEAST WIND主催のKOCCiオリエンテーリング講習会のスタッフ&スペシャルランナーに引き続き、柳下と田島が参加。また久しぶりに中島も静岡から参戦した。
柳下、初めての埼玉ウェア。埼玉の仲間たちと
今期好調の柳下は、3月に行われる日本選手権にターゲットをおき今はその鍛錬期となっている。昨年度の日本選手権ではチャンピオンから遅れること9秒差で準優勝、2位となった。1月2週目の時点ですでにトレーニング量は300キロを越えており、故障せずコンディション作りをしながら大阪の得意である山がちなテレインでどうレースを勧めていくかが注目される。
レースはトップから遅れること6分で7位となったが、現時点で感触を得るよい機会となったようだ。
写真提供;多摩OL
田島は3ヶ月ぶりにレースに出場、柳下と同じく男子ロング上級者クラスを走った。家から近いから出てみたとのこと。トレーニングはここ2年はしておらず平日1、2日30-50分朝MTBに乗り、週末のみロングラン・ライドをして体を動かして遊んでいる程度と言うものの、ここぞの集中力でレースをまとめた。男子クラスに出場した女子の中ではトップ、現ナショナルチーム女子選手らを抑えた。
『楽しかったー!でもトップは50分そこそこでしょ(日本チャンプ;鹿島田)。せめて65分ぐらいと思ってたけど(タイムは73分、29位/71人)、世界で戦っていた頃に比べたら1割は遅くなってるよね、当たり前だけど。全然やってないとオリエンテーリングそのものに慣れてないね。日本選手権に出るとしたらきっちりトレーニングをして準備をしたらかなり面白いと思うけど、どうだろう。あとはコミットするかどうかだけだね。』
写真提供;多摩OL
中島は体調不良が続く中、久しぶりにレースに参加した。最近は村越のトレーニングメイトとして一緒に走ったりジムでトレーニングをしている。引き続き体調をみながらとなりそうだが、オリエンテーリングは楽しいという。いつかは山耐にも出たいというから頼もしい。
これから2月、3月は日本選手権に向けてオリエンテーリングをする回数が増えてくるだろう。今年は村越も日本選手権に参加を表明している。今回参加していなかった高橋を始めメンバーの活躍が楽しみだ。