オリエンテーリング世界選手権inノルウェー

ロング予選ゴールに向かう柳下 photo by WOC2010

8/8-8/15にかけてノルウェーのトロンハイム地域でオリエンテーリングの世界選手権が開催された。

TEAM阿闍梨からは柳下が初の日本代表として参加、伊藤は日本チームサポート兼併設大会参加、村越は国際オリエンテーリング連盟(IOF)総会出席兼併設大会参加、田島は併設大会へ参加と、4名がノルウェーを訪れた。

 

WOC2010 web

http://woc2010.com/index.php?lang=en

 

世界選手権の種目は、スプリントディスタンス(優勝設定15分程度)、ミドルディスタンス(優勝設定35分程度)、ロングディスタンス(優勝設定男子95分、女子75分)、国別対抗リレー(3人リレー)が行われる。

リレーを除き、各競技とも予選・決勝形式で行われ、予選3レーンに対して上位15名が決勝進出となり、45人で世界チャンピオンを決める、という仕組みになっている。

 

柳下はロングディスタンス予選にトップスタート、ビブナンバー"1"で出場。予選通過1位選手56分16秒、予選通過最後15位;65分39秒に対して、24位、77分37秒で走った。前半のミスが少し悔やまれるが、中盤以降それなりにまとめたよう。彼のルート軌跡は大会webサイトで見ることができる。

こちらから。

http://www.tulospalvelu.fi/gps/20100810_long_q_m1/

 

また最終日の国別対抗リレーでは柳下が選出され2走を担当。1走加藤が第2集団にくらいついて帰ってきてタッチを受けるが、残念ながら集団から離れ1人旅になった。

今回初出場の柳下だったが、世界トップレベルのスピード、ナビゲーションを直に感じることができただろう。今後の活躍がさらに期待される。

VIPレースの村越 photo by WOC2010

 

村越もまた2006年には日本代表復帰し世界選手権に出場したが、今回は2年ぶりにIOF総会に日本から出席。VIPとしてまた併設大会を楽しんだ。VIPレースは4位、併設大会でもH21クラス(エリートクラスの1ランク下、年齢カテゴリー無制限)で若者に混じって6-11位をkeepするなど、ナビゲーション能力の高さが伺えた。ノルウェーでなら日本代表選手男子と引けをとらない、もしくはそれ以上の走りをしているともいえる。

併設大会ゴール後の田島と伊藤

 

伊藤は日本チームのサポートを2週間にわたりやってきた。新しい世界は新鮮なことばかりだったようだ。オリエンテーリングでは初海外。いろいろと学ぶことも多く、これからが期待される。この世界選手権の後は、通称ツール・ド・モンブランの団体戦、240km/up18000mを3人1組のチーム戦、24-29日にかけて行われるPTLに出場。1ヶ月と長い遠征となる。

 

田島は、5年前まで日本代表選手として世界選手権に出場してきたが、今回は一般参加者として外から世界選手権を見た。また併設大会ではエリートクラスに出場。ノルウェーのレベル高い選手と一緒に走ることができて良い刺激になったようだ。

リレーを終えてほっとする柳下と観戦の村越

 

それぞれのノルウェーの報告はこちらから

日本チームのブログ

http://d.hatena.ne.jp/woc2010/

 

柳下のブログ

http://yagid.tea-nifty.com/yagi_trail/

 

村越のブログ

http://shin0430.way-nifty.com/woc2006/

 

田島のブログ

http://rika.cocolog-nifty.com/rika/

 

オリエンテーリングは一段落し、面々は9/12(日)の富士山麓ロゲイニングへ向けての準備を開始する。